活動

当協会が主催する日本で唯一の舞台美術専門の 賞です。自薦他薦によりその年の作品を協会員 より募集し審査を行います。ファイナリストの 作品は一般公開され、年間の最優秀賞および、 各賞を決定しています。

JATDTでは数年に一度、国内展示会を開催して います。 協会員の日頃の成果を広く一般の来場 者に発信し、会員同士が交流しあう場を設ける ことで、更なるデザイン技術と感性の向上を目 指しています。

現代の日本舞台美術の記録として協会員の作 品集を出版しています。幅広いジャンルの作 品を網羅して演劇関係者からも注目を受け、 国内展や国際舞台美術展などでも販売して高 い評価をえています。

この国の舞台美術に関する調査及び研究、先人 達へのインタビューなど行っています。その成 果を冊子として発表し、一般の認知に対する啓 発をはかっています。また社会貢献のための活 動にも重きを置いて研鑽に励んでいます。

日本舞台美術家協会では後進の育成を目的と して、勉強会やワークショップなどを開催し、 高校演劇大会の技術講習会にも参加しています。 また新人の美術家の応援のためスタディ会員制 度を設けて交流を図っています。

海外の著名な舞台美術展への参加をはじめ、 国際的団体や人材と交流を図っています。文 化庁による海外への研修制度の応募書類の提出 先団体として承認されサポート活動もしてい ます。

日本におけるエンターテインメント業界の著作権に 対しての関心は今だに薄く、JATDTではこの分野の 研究委員会を発足させ、デザイナーの権利の保護や 啓発などの活動を重なっています。