ワールドステージデザイン2025

セノフェスト

in アラブ首長国連邦、シャルジャ首長国

トークセッション

触る模型

舞台芸術の未来への取り組み

2025年 10月18日 ㈯ 13:00~14:30
2025年 10月19日 ㈰ 15:30~17:00

はじめに

舞台芸術は「人間性の探求」と「人間性の讃美」の両方を体現しています。地域、人種、時代、空間の境界を超え、世界中の人々が物語を共有することを可能にします。私たちの目標は、誰もが自由に、そして真摯に舞台芸術を体験できる環境を提供することです。また、私たちの創作活動を導く理念を次世代へ確実に継承していくことも使命としています。

「触る模型」とは

触る模型は、視覚障がいのある方の観劇体験をサポートするためのツールです。

舞台作品の上演空間や劇場空間を立体的に再現した模型を、開演前に実際に触っていただくことで、舞台への理解を深め、観劇の楽しみを広げます。

模型には、指先で確認できるディテールが施されており、舞台空間や舞台装置の位置関係、大きさ、形状などを立体的に把握することができます。公演前には、ロビー内の指定エリアなど、利用しやすい場所に設置することが可能です。

触る模型は、視覚障がいのある方々にとって劇場をより身近で、誰もが安心して訪れられるインクルーシブな空間とするための、大切な取り組みのひとつです。

一般社団法人日本舞台美術家協会では、これまで国内各地の劇場へ触る模型を提供してきました。
また、トークセッションでの模型展示をはじめ、各地域で行われているインクルーシブな舞台芸術の取り組みについても、積極的に情報発信・共有を行っています。

JATDTとは

一般社団法人日本舞台美術家協会(JATDT)は、舞台芸術において視覚的・美術的立場から演出に参画する創作者と技術者、ならびに舞台美術教育者や研究者が集まった、国内唯一の舞台美術家のための職能団体です。

JATDTの主な目的は、全国で活動する会員および舞台芸術に関わるクリエイターの創作活動を支援し、その社会的地位の確立に寄与することです。また、舞台芸術分野における人材育成を推進するとともに、会員・非会員を問わず、専門的な技術や知見の継承・保存を行い、そのほかにも多岐にわたる活動を展開しています。

「触る模型」ギャラリー