PARCO x EPAD x 堀尾幸男 x JATDT

07/04/2023

PARCO劇場のホワイエにて、上映作の舞台美術を手がけた当協会員の舞台美術家・堀尾幸男氏の展覧会「堀尾幸男 舞台美術の記憶Ⅰ」を開催し、堀尾氏が残してきた多くの舞台作品の模型等が紹介されます。

また舞台美術家協会×EPADで舞台美術を未来に残す試みの展示も同時に開催します。 

>>>詳細はこちら(PARCO STAGE)

堀尾幸男展「舞台美術の記憶 I 」

本展覧会は、PARCO劇場で上演された三谷幸喜作品を中心とした35演目(1998-2023)における堀尾氏の仕事を、

舞台美術模型やデザイン画、また本人による舞台美術考察を通じて紹介します。

舞台空間として成立する以前の、本公演では見ることのできない堀尾氏の知られざる美術表現をご覧ください。

予約不要・入場無料。

◉ 日時

7月12日(水)〜19日(水)  11:00~20:00 ※7月19日(水)は17:00まで

◉ 会場

PARCO劇場ホワイエ

主催: 「堀尾幸男 舞台美術の記憶Ⅰ」事務局

協力: 株式会社パルコ

後援: HORIO工房 

舞台美術家協会×EPAD【同会場・同時期開催】

舞台芸術において、視覚的・美術的立場から演出に参画する創作者や技術者、教育者、研究者が集う舞台美術家協会。

EPADとは立ち上げから協働し、美術家(装置、衣装など含む)の優れた作品の写真またはデザイン画をデジタル化し収集してきました。

美術家たちの軌跡をどのように残し、未来へ残していくか。今までの活動をご紹介します。

◉ 日時 & 会場

同上

お問い合わせ:EPAD事務局 info@epad.terrada.co.jp

主催:一般社団法人EPAD 

協力:一般社団法人 日本舞台美術家協会 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会

監修:伊藤雅子

【会場の様子】

会場のホワイエは著名な作品の舞台装置の模型が置かれ、数多くの来場者を魅了していました。

堀尾氏の代名詞でもある動く模型は装置が実際に舞台の上で転換する様をダイナミックに表現していました。

またこの日は上演後のアフタートークのため来場していた堀尾氏が数名の熱烈な来場者に当時のデザインのエピソードなどを語っていたのも印象的でした。

PARCO劇場舞台映像作品上演会

こちらは、舞台映像の「上映」の可能性を探るために、PARCO劇場でゼロ年代、10年代、20年代を代表する3本のEPAD主催の舞台作品映像の上映会との共同企画で、今年の2月にPARCO劇場等で大盛況をおさめた「笑の大学」(作・演出:三谷幸喜、出演:内野聖陽・瀬戸康史)、「THE BEE」(2012年:作・演出・出演:野田秀樹、出演:宮沢りえ他)、「天保十二年のシェイクスピア」(2002年:作:井上ひさし、演出:いのうえひでのり、出演:上川隆也他)をいずれもデジタルリマスター版でお届けするものです。

16日には堀尾幸男氏が三谷幸喜氏と共にトークイベントに出演します。(※上演会チケット必要)

 

◉ 日時

7月12日(水)18:30「笑の大学」(8K映像・立体音響版)(1時間50分)

7月13日(木)17:00「天保十二年のシェイクスピア」(3時間40分:途中休憩20分あり)

7月14日(金)18:30「THE BEE」Japanese Version(1時間16分)

7月15日(土)12:00「天保十二年のシェイクスピア」(3時間40分:途中休憩20分あり)

7月15日(土)18:00「THE BEE」Japanese Version(1時間16分) ●

7月16日(日)14:00「笑の大学」(8K映像・立体音響版)(1時間50分)●

※開場は開演の30分前。

※●=終演後、トークイベントあり

7月15日(土)18:00 吉見俊哉 (デジタルアーカイブ学会会長/國學院大學教授)、福井健策(弁護士/一般社団法人EPAD共同代表理事)

7月16日(日)14:00 三谷幸喜(劇作家・演出家)、堀尾幸男(舞台美術家)

※トークイベントは、上映会チケットをお持ちの方のみがご入場いただけます。

※トークイベント単体でのご予約は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。

 

◉ 会場

PARCO劇場

東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 8階