ワークショップ・イン・バングラディッシュ
09/20/2025

8月27日から9月4日にかけて、バングラデシュの首都ダッカと南東部の主要都市チッタゴンにおいて、文化省所属の国立美術・舞台アカデミーであるバングラディッシュ・シルパカラ・アカデミー(Bangladesh Shilpakala Academy)主催による美術と衣装のワークショップが行われ、当協会員の佐々波雅子氏が講師を務めました。
佐々波氏は長年にわたり協会の国際交流の担当として、数々の海外でのイベントや来日した美術デザイナーのサポート活動に参加してきました。バングラデシュの演劇・映像演出家のファイズ・ザヒール氏(Faiz Zahir)とは2009年のワールド・ステージ・デザイン(WSD2009 in 韓国)で出会い、2018年にはOISTAT50周年会議でイギリスで再会した後、2023年にファイズ氏が来日した際にも友人として絆を深めてきました。このような長期に渡る交流で意気投合したことが今回のワークショップのきっかけとなりました。
昨年にバングラディッシュの名門、シルパカラ・アカデミーの演劇・映画部ディレクターに就任したファイズ・ザヒール氏が、国際交流基金の海外派遣助成プログラムを通じて佐々波氏を招き、芸術的対話を深め、文化交流を一層推進するための重要な試みとして本ワークショップを企画しました。
開会式には、在バングラデシュ日本大使館広報文化部長の小峰健氏も来賓として出席し、このワークショップが日本とバングラデシュにおける文化的対話と芸術創造の発展に寄与する重要な機会であるとスピーチしました。
両都市でそれぞれ4日間ずつのプログラムには計50名(申込みは155名)の演劇関係の学生・教員・芸術家が参加し、佐々波氏が日本から持参した着物、帯、書道一式(筆、墨汁、半紙、和紙など)や現地で調達したシーチング布なども使い、課題を通して美術および衣装デザインにおいてとても新鮮な学びと交流の場となりました。
参加した研修生からは;
「とても充実した内容で、学びの多い日々でした。この期間はまるで夢のようで、参加できたことに心から感謝しています。」や「デザインを学ぶことが、こんなに楽しく、刺激的だとは思いませんでした。これからの自分の創作に大きな力になると感じています。」などの声も寄せられ、ワークショップの意義を物語るものとなりました。そして最終日には修了証明書が授与され、盛況のうちに幕を閉じました。
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