契約の文書化〜文化庁のガイドライン

07.28.2022

文化芸術分野ではこれまで漠然としたものだった「契約」ですが、

これを是正するため、文化庁は27日付で「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン(検討のまとめ)」を公表しました。

 

以下、文化庁のHPより抜粋です。

https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93744101.html

文化庁では、文化芸術の担い手である芸術家等が安心・安全な環境で業務に従事できるよう、

外部有識者による「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議」を開催し、

契約の書面化の推進や適正な契約関係の構築等について検討を進めてまいりました。

この度、同会議での検討結果が「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた

ガイドライン(検討のまとめ)」としてまとまりましたので、お知らせします。

 

まだこれから幾つもの課題をクリヤーしていくことになりますが、とても大きな前進となりそうです。

ガイドラインでは「契約内容明確化のための契約の書面化」「取引の適正化の促進」を提言し、

その上で「官民一体となって、中長期的に継続して取り組む必要」を訴えています。

文化庁HPには各ジャンルに応じた契約書の雛型も公開されています。

当事者である私たちも一読してみてはいかがでしょうか?

「文化芸術分野の適正な契約関係講師国向けたガイドライン(検討のまとめ)」概要

「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン(検討のまとめ)本文

 

当協会でも契約書の雛形を著作権の活動ページで公開していますので

未読の方はぜひご覧ください。