第46回(2018年度)の受賞作品

■本賞
加藤 登美子 Tomiko Kato[西日本支部] 
作品名:「小さなエイヨルフ 」
上演団体:兵庫県立ピッコロ劇団 劇場:ピッコロシアター大ホール[2018/11/02-17] 

審査評
ムンクのモチーフからみごと舞台美術の表現に至ってい る。手作業の人間味で劇場空間を変え登場人物の内面を反 映させていることを高く評価する。 まさに舞台美術が目指すところである。

■新人賞
池宮城 直美 Naomi Ikemiyagi[東日本支部] 

作品名:「GANTZ:L ACT & ACTION STAGE」
上演団体:「GANTZ:L」製作委員会 劇場:天王洲 銀河劇場 [2018/01/26-02/04] 


作品名:「project K『僕らの未来』」
上演団体:Assist/ネルケプランニング 劇場:品川プリンスホテル クラブeX [2018/12/06-16] 


作品名:「徒然アルツハイマー」
上演団体:Jr.5(ジュニア ファイブ) 劇場:ウエストエンドスタジオ[2018/10/31-11/05] 

審査評
3作品共に造形のおもしろさや其々の演劇世界を表現しており、その多様性に今後が期待できる。

■奨励賞
長峰 麻貴 Maki Nagamine[東日本支部]

作品名:イワンのばか
上演団体:水戸芸術館劇団ACM 劇場:水戸芸術館ACM劇場[2018/11/17-25]

審査評
ロシアの時代性も取り込みながら色彩の美しさと軽やかなデザインに仕上げた。
また年少の観客を考慮するアプロ チも評価に値する。 

■特別賞
川口 直次 Naoji Kawaguchi [東日本支部]

作品名:バレエ「眠れる森の美女」

審査評
日本における古典的なバレエ・オペラの世界で長年に渡り 重厚な作品を作り続けていることは称賛に値する。 協会60 周年の機会にふさわしくそれを称えたい。